そもそも,リサイクルには何種類あるか知っていますか?
主流なのは,マテリアルリサイクル・ケミカルリサイクル・サーマルリサイクルといった3つです。しかし,細かく見ると十数種類あります。
「なぜ,そんなにあるのか?」,と思った方がいるのではないでしょうか。
それは,リサイクルの手法がそれぞれ違うからなのです。
皆さんにも,ある程度は思い当たるかもしれません。
そこで,今回はリサイクルの基礎的な知識を学んでいただきたいと思います。
初めに,先ほど述べた,「マテリアルリサイクル・ケミカルリサイクル・サーマルリサイクル」
今日は,その中で,マテリアルリサイクルについて学んでみましょう。
マテリアルリサイクルとは,「使用済みの製品を粉砕・洗浄等の処理をし、新たな製品の原料にすること」を言います。
そこで,皆さんにも馴染みがある,ペットボトルを見ていきましょう。
ペットボトルの本体は,「PET(ポリエチレンテレフタラート)樹脂」といわれる材料から,構成されています。
プラスチックと言ったらこれですよね!
ペットボトルの本体は,この材料単体で構成されているため,「マテリアルリサイクル」が用いられます。
マテリアルリサイクルの流れですが,
異物除去→粉砕→洗浄→乾燥→梱包