Asahi Broadcasting Corporation
The American Broadcasting Companies, Inc.
Australian Broadcasting Corporation
Aoyama Book Center
Acid Black Cherry
After Burner Climax
Aqua Boost Clash
Atomic Biological Chemical ←大量破壊兵器の意
などが一般的でしょう。
本日、リアルサイエンスの奥山勇太郎先生を大学にお招きして、お話を伺う機会があったのですが、その中で「ABC→Action Before Concept」という略語が、私のメモリに新たに追記されました!
通常の科学教育においては、抽象的な上位概念を導入説明し、具体的な事例の説明に入っていくケースが多いのですが、GEMSやリアルサイエンスが目指している教育とは、学習のプロセスの中で、教師と子どもが深い学びを共に創っていくことを重視しているそうです。
例えば、「食物連鎖」という概念がまずありきではなく、「ダンゴムシレース」や「ミミズで遊ぼう」などのアクティビティの中で、子どもたちが気づいたことやつぶやきを端緒とした教師と子ども子どもたちとの対話から、「食物連鎖」を考えていくというものです。
ミミズのテラリウム(土と生き物の世界)をつくり、数日すると、「ミミズが消える」という事件が起こることがあります。「ミミズはどうやって、密室から脱走したのか。その真相は?」と名探偵コナンばりに、子どもたちが推理していくと、ミミズは死んでしまったことに気づきます。死んでしまったミミズの亡骸を発見し、じっくりと観察してみると、子どものミミズが親ミミズの亡骸を食べているというショッキングな事実を知ります。そこで、教師は、「親ミミズを食べる子どもミミズをどう思うか?という問いを子どもたちに投げかけます。「人間とミミズは違う」「ミミズには『愛』がないから、親を食べるんだ」など、ミミズが生きているときには、テラリウム内のミミズにニックネームを付けて可愛がっていたのに、急に、「ミミズ」という生物と自分たち人間と間に「大きな壁」を感じながらも、「こういうことが『食物連鎖』なんだ」ということを学んでいくのです。科学教育のプロセスから、環境倫理や環境哲学を学ぶ機会が巧みに仕組まれていること大変に感心しました。
教育機関に奉職しているものとして、このような「学びの場」をつくらなければという、思いを強くしました。
「まずは、ABCから始めよう!」 ←アメリカン・バカ・コメディではない